19 Albertsons の閉店

前回、Albertsonsでの買い物の写真を載せていますが、Albertsonsは、アメリカ全土で27店舗が閉店し、そのうち南カリフォルニアでは19店舗が年内に閉店する事が決まったそうです。

閉店する店舗の詳細はこちらで見れます。

私の住んでいる街のAlbertsonsがしっかり入っていました。それも近隣の街のAlbertsonsが軒並み閉店に追いやられます。

私の暮らす街は、アジア系、ラテン系の住人が多く、 中国系、韓国系、日系、メキシコ系のスーパーが多数あるので、野菜、魚の種類の少ないAlbertsonsがスーパー間の競争に負けたのが実情でしょう。
Albertsonsは全国共通の品揃えとセールを行って来て、その地域に見合った品揃えをしなかった事に大きな敗因があったように思います。

AlbertsonsとVonsって、やたらとクーポンに力を入れているけれど、インターネットでクーポンをカードにロードさせたり、ネットでクーポンを探し、チラシを見てディールを考え、更にクーポンをチョキチョキとハサミで切ってファイルしてスーパーに行く人は、ある程度時間と経済的に余裕のある人たちで、大家族を抱えるラテン系の人たちや忙しく働くアジア系の人たちには、クーポンに魅力を感じ無いと思う。

ラテン系でも中国系スーパーでもクーポンは受け付けてくれますが、クーポン使って買い物している人たちを私は見た事がありません。
特にラテン系のお母さんのスーパーでの買い物は本当に凄い。カートに溢れんばかり商品を積んでいて、更に数人の子供たちが、その後に付いて歩いているのです。

ラテン系の人達が、セール品以外は価格の高いAlbertsons やVonsで買い物する事は稀だと思う。ラテン系のスーパーならスパニッシュで問題無く買い物が出来るし、全体的に価格も低いので、セール品にこだわらずに買い物が出来る。それに、子供の頃から馴染んだ商品が買えるのでしょう。ラテン系スーパーとAlbertsons って、品揃えが大きく違うように見える。

私もAlbertsons には年に数回しか行かないのですが、いつも店内は閑散としていて、特に野菜の種類が少なく、鮮度も悪いので、クーポン使って数点買うくらい。

今回の閉店の決定で、その従業員の今後の行く末は決まっていない様ですが、 パートタイムで働く従業員は解雇の可能性が高いでしょう。

南カリフォルニアでは、今後益々ラテン系、アジア系の人口が増えるでしょうから、彼らの消費行動を理解しないで商売をすると今回のAlbertsonsのように閉店を余儀なくされる事でしょうね。

ちょっと離れた場所にある白人の多く住む町のAlbertsons は残るようなので、閉店後はそちらに行く事になるのかな。



下のリンクをクリックして頂けたら嬉しいです。