エステートセールは家にある家具、電化製品、食器等ほぼ全ての物を売りに出していて、知らない方のお家の中を見られるのも、私には興味深い。
今回、伺ったのは、とても大きなお家に住む、老夫婦のお宅でした。
アメリカのお家のリビングがとにかく広いのにびっくり、奥には、寝室なのでしょうか、意外と小さなお部屋が幾つかありました。
ご夫婦が結婚した頃に買った家具や食器を長年大切に使って来たのでしょうね。
とにかく、すべての物が古くて、使い込んでいる。
とても素敵な箱形の家具の下に敷いてあった新聞の日付は1946年!物凄く欲しかったのですが、大きくて、諦めました。
奥様の古い料理本もたくさんあり、今思うと買ってくれば良かったなぁ。
キッチンには、1940年代後半に製造された、パイレックスのプライマリーシリーズのミキシングボール4色、ファイヤーキングの名前入りのメジャーカップ、キャセロール、ケーキ型、今は見ない料理器具などなど。
新しい製品を買わずに、結婚当初からの食器、料理器具を使い続けているなんて、素敵。
家の中は広くて、掃除も大変でしょうが、どこも綺麗で、整理整頓されていました。
一番驚いたのは、小さいクッキーの型でさえ、一つ一つの物に値段が付いていた事。
大変な作業だったと思います。
私が、購入したのは、クッキーの型3点(なぜかハートの型がありませんでした。)とカッティングボード。
持ち手のついている、クッキー型はあまり見ません。
クッキー生地をはずしにくいかなと思いましたが、ちょっと大き目で可愛い形なので、購入。
こちらのサーモスの魔法瓶は、1971年の製造。
レトロな柄が良い感じ。中は分解して洗浄できます。
これにコーヒー入れて、ドライブするのが、今から楽しみ。
キッチンにあった、大き目のパイレックスの若草色のキャセロールは、綺麗な色で状態も良いので購入。
蓋はちゃんと持っているのです。^^)
奥様の説明によると、食器は50年以上前の物だそうで、キャンドルウィックのガラスの食器、陶磁器のプレート類もとても素敵でした。
長年の愛用品をどうして手放すのでしょうね。引っ越しされるのかしら?
なかなか物に愛着がでてしまい、処分するのって勇気と決断が必要ですよね。
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