2010年5月30日日曜日

Depression Glass

アメリカのアンティークショップで必ず見かけるのは、ファイヤーキングでもパイレックスでも無く、Depression Glassです。

エステートセールで伺ったアンティークをコレクションにしているお宅でも、Depression glassが綺麗に並べられ、パイレックス等と違って、高価な値段が付いていました。

デプレッション グラスとは、Wikipediaによると、Great Depression(大恐慌時代 1929~1940年代初頭)に、Quaker Oats companyやフード会社が、食糧品と一緒に販売したノベルティグッズか、単に映画館の入り口で配ったチープな食器だったようです。

その頃の中央アメリカのチープな人件費で作られ、glass の色は透明、ピンク、薄いブルー、グリーン、アンバーが多く見られます。

1960年代に入り、Depression glassはコレクタブルとして人気になり、今でも高値で売買されています。

私もロサンゼルスで暮らして、アンティークショップ、エステートセール、スリフトでアメリカの食器を見る機会が多くあり、ほんの少し、Depression glassと他の食器の違いが分かって来たような気がします。

昨日、Goodwillでこちらのシュガー入れを99セントで購入しました。


今の時代は便利ですね。ネットで調べると、このグラスの製造会社、年代が判ります。

ヘーゼルアトラスのRoyal Lace Footed Open Sugar(1934~41)

シュガー入れなので、クリーマーとのセットで、カラーは他にピンクとブルーがある様です。
eBayで透明のクリーマーが$4.99で売られています。(欲しい。。)

当時はチープな食器だったとは思えない、レースの模様がとてもエレガントな上品なグラスです。

Depression glassも良いな~と思ってしまう、今日この頃です。。

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3 件のコメント:

  1. ネットが使えなかった日々から
    また便利な世界に戻ってこられて良かったですね。

    日本ではネットショッピングとか、携帯電話がかなり
    使われますが、そちらではそんなことないのかな。
    クーポンも携帯サイトからとる人が多いようです。

    そちらのブログも携帯で見ることができるので
    世の中すごいなあ、と感心。
    masae

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  2. ディプレッショングラス、私も大好きなのですが、高いですよね(><)
     コロラドの教会付属のリサイクルショップで手に入れた淡い緑のお皿を持っているのですが、以来ずーっと数を増やしたいと企んで入るのですが、お値段的に手を出せないでいます。

     この素敵なシュガー入れ99セントなんて、羨ましいっ!!

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  3. わにさん
    アンティークショップに置かれているデプレッショングラスは素敵ですが、とてもお高い。

    ピンク、緑などの色付きデプレッショングラスが本当素敵で、うっとりしてしまいますね。残念ながら、スリフトではお目にかからないでしょうね。(でもスリフトはなんでもありかな?)

    透明のデプレッショングラスなら、誰かが間違えてスリフトに出してしまう可能性もあるので、地道に探しましょう~。

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